またも久しぶりのCP通信です。ご無沙汰しております。
今週末には花見の方が多いかと思いますが、お天気が心配ですね。

さて、先月の新聞紙上でご覧になった方も多いかと思いますが、
今回は不動産任意売却促進法案について…
担保権消滅請求に酷似しているような制度です。

以下、自民党のホームページからの引用です。

法務部会は１７日、議員立法として取りまとめた不動産任意売却促進法案を了承した。同法案は、複数の抵当権が設定された不動産の売却を促進するため、裁判所による抵当権抹消を可能にするもの。ただし、抵当権者が１ヵ月以内に競売を申し立てた場合、または、売却予定額の５％を上乗せした金額で買い取る売却先を見つけた場合は抹消されない。現行法では、担保不動産はすべての抵当権者が合意しなければ事実上売却できない。このため、後順位抵当権者に納得してもらうため、土地所有者が法外な「ハンコ代」を支払わされるケースがあった。また、競売は手続きに時間がかかるため、その間に不動産価格が下落するなどのリスクを負わなければならなかった。同法が成立すれば、担保不動産を早期に売却し借金返済に充てることが可能になり、土地取引の活発化が期待できる。今国会に提出し、早期の成立をめざす。

おそらく、この法案は成立はするんでしょうが、中味はどうなっているのか
気になります。

担保権消滅請求を利用された方は、ごくわずかだと思いますが、
住宅ローンが原則使えないので、実効性に乏しい制度です。当社でも
過去に２回しか経験がありません。今、３件目に取り組もうとしていますが…
住宅ローンが使えない→業者買付に限定される→買受金額が下がるという
構図になり、その金額では一番抵当権者の同意はなかなか得られません。

肝心なのは、中味ですよね。
不動産取引の活性化に繋がることを期待します。

P.S.
先月の連休を利用して、初めて石垣島に行って来ました。
見事なまでに石垣に　はまりました！
詳細は当社ブログを見て頂ければ幸いです。
http://cplanner.exblog.jp/

明日から新年度ですね。
気分を一新して、頑張りましょう！

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